オーブン180度 約20分焼きます。
続いて、恒例。読書第9段。
《私という運命について》 白石一文
さすがに文庫本でも今月は購入に限界がやって参りました(笑)
と、言う事で父の本棚からチョイス。
父から「コレから読んで欲しい!」と奨められたので
読み始めて爆笑。
なぜかと言いますと・・・・・
主人公のパートナーの名前が主人と一緒なの!
だから父は「これから」と奨めたわけだ(^∀^)
始めは現実的な恋愛ストーリーにちょっと尾鰭がついた感じなのかな~と
予想して読み始めていたのですが
どうも、この主人公と私、考え方が違うみたいで
不思議に思うばかりでした。
「そこでそう選ぶんだー、へぇ~」という感じ。
主人公は理論派なんだろうと思う。
恋愛を全て頭で考えてる。
私は恋愛に関しては直感型。
主人と初めて会った時
この人と結婚するなって思って本当にそうなったし。
人の心に関しては理論ばかりじゃない事も良く分かっているし。
正論言われても腑に落ちない事って良くあるでしょ?!
それからやっぱり結婚まで考えるなら
何があってもこれから支えあう覚悟が必要な気がする。
主人公にはそれが無い。
でも、後半、それが変わっていく。
そして主人公の亜紀がつぶやく。
「見えなかった未来が私にもようやく見える」と。
【---女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族
そして死とは?
一人の女性の29歳から40歳までの
“揺れる10年”を描き、運命の不可思議を鮮やかに映し出す
感動と圧巻の大傑作長編小説。】
最後はかなりファンタジー満載で
ファンタジー好きな私はもう夢中でした♪
そして義理母に迎え受けられる時なんか大号泣。
身内じゃない赤の他人に受け入れられるって
本当に嬉しいし素晴らしい事だと思う。
それがパートナーの母だとしたらそれはもう至極の幸せだろう。
もう、その後は泣きっぱなし。
澄み渡った清々しい気分で読み終えるのでした。
今日も来てくれてありがとう